チュラロンコン大学大学院生のブログ

留学未経験&IELTS6.0で海外大学院へ進学しちゃった私の奮闘記。

第1学期総集③

 

 

こんにちは、Lalaです。

 

 

 

今回は、私が第1学期をどのように過ごしていたのかをご説明します。

 

 

「第1学期総集①」と「第1学期総集②」で授業の概要と課題について詳しくご説明したので、そちらを先に読んでから本記事を読むことをお勧めします。

 

 

lala-study.hatenablog.com

lala-study.hatenablog.com

 

 

 

それでは、合計23900文字(ワード約70ページ)の量の課題をこなすために、私はどんな院生生活を送っていたのでしょうか。

 

 

結論を言うと、「勉強以外に当てる時間はほとんどなかった」です。

 

 

週に4日、月曜から木曜まで授業がありました。

全て午前授業で、授業が終われば帰宅します。

授業のある日は帰宅後の夕方から夜まで勉強に当てていました。

 

金土日の3日間が休日でしたが、この3日間も基本的には朝10頃から勉強を開始していました。

 

 

友人と遊びに出ることもありましたが、「週に1日だけ」と決めていました。

 

 

私は別にガリ勉というわけではありません。

これだけ勉強しないと課題を終わらせることはとてもできませんでした。

 

 

 

学期の第1週目は先生の話が半分ほどしか理解できず、とても不安になりました。

2週目には ”とりあえず課題が何かだけは理解しないといけない” と思い、まだあまり打ち解けていない同級生に一生懸命尋ねました。

 

そして、前回の記事で書いたとおりの絶望に落とされたのです。

 

 

15000文字のTerm Paperなんて書けっこない!

 

 

と意気消沈していた私でしたが、とにかく何かやらなければと毎日ひたすら論文やarticleを読んでいました。

 

まだTerm Paperのテーマすら決めていない段階でしたが、授業で示された参考文献を読み漁りました。あとはシラバスを確認して今後扱うであろうテーマに関連する資料もネットで探し出してきて読みました。

 

 

英語を読むことにまだまだ慣れていなかった私は、1日に4,5時間が限界でした。

4時間を過ぎるあたりから頭が痛くなってきます。

 

また、当然ですが読むスピードも速くありません。

分からない単語をいちいち調べたりはしませんが、1回読んだだけでは正しく理解できない文章は山ほどありました。

 

 

私が一番最初に読んだ資料は『ASEAN and Great Powers』というタイトルで62ページありました。

私はこれを読み終わるのに3日かかりました。

 

 

終わりの見えないことですが、とにかくやらなければなりません。

まだTerm Paperに取り掛かる時期ではないけれど、何か勉強をしていないととても不安でした。

 

 

そんな感じで最終的にTerm Paperとは全く関係のない資料もたくさん読み漁りました。

 

 

このように最初の2か月間はずっと勉強していました。

友達と遊びにいった記憶はありません。

 

 

 

 

10月初め頃、友人から土曜日に遊びに行かないかと誘いを受けました。

 

私は正直、渋りました。

貴重な休日を1日潰すことにためらいを感じたのです。

 

10月というのは学期のちょうど真ん中あたりです。

そろそろ本格的にTerm Paperの準備を始めなければいけない時期でした。

 

 

「丸1日は無理だからランチかディナーだけでいい?」

という風に交渉をして何とか遊びに行くことにしました。

 

 

友人と会っている時間はとても楽しく、リフレッシュできました。

ここで初めて "時々は外に出て人と関わった方がいい" と思ったのです。

 

 

また、ちょうど同じ時期に学科の先輩に不安と悩みを打ち明けました。

「学期末が迫っている。Term Paperが書けるか不安でしょうがない。テーマ決めにとても苦労している。私はずっと勉強していて、ほとんど友人とは会っていない。私は他の人より英語ができない。だからしょうがない。」

 

 

すると、不意を突かれたような回答が返ってきました。

 

「あなたは何のためにタイの大学に来たの?家にこもって勉強するだけなら日本でもよかったじゃない。せっかく海外にいるんだから勉強もほどほどにここでしかできないことをした方が絶対にいい。」

 

 

まったく正論です。

私は一体何のためにわざわざ海を渡ってここへ来たのか。

学業は大事です。しかし、勉強だけをするならば日本の大学で良かったのです。

日本には家族もいるし、友達もたくさんいる。電車の乗り方に困ることもなければ、言葉が通じないこともない。

 

しかし私はタイに来ることを選んだのです。

 

 

 

こうして2か月ほど過ぎたころに”勉強だけが全てじゃない”ということに気が付きました。

 

10月以降は週に最低1日はリフレッシュタイムで勉強以外のことに費やそうと決め、友人とも頻繁に遊びに行くようにしました。

 

 

学期末が近づくにつれ勉強時間が少なくなっていくという奇妙な現象でしたが、最後の1か月はとても充実した時間を過ごすことができました。

 

 

家の近くのカフェに行ったり、タイのお祭りに行ったり、大学外に新しい友人ができたりしました。

 

 

最初のころに山ほど勉強したおかげで、貯金がありました。

同級生がそろそろ勉強を始めなければという時期に、私は少々余裕をもって過ごすことができました。

 

 

Term Paperは大体10月初めから取り掛かりました。

最初の2か月間で先行文献をたくさん読み、中間にトピックを決定し、足りない分は再び資料を読み、Term Paperを書く。という感じです。

 

 

大体ですが、1つのTerm Paperを書き終わるのに約3週間から4週間掛かりました。もちろん複数のPaperを同時進行しています。

 

 

 

現在、第2学期目を過ごしています。

前学期の教訓もあり今は余裕を持って勉強と娯楽を両立しています。

 

 

最初こそ怒涛の毎日を過ごしていましたが、少しずつ慣れていき、充実した海外生活を送っています。

 

 

 

Sincerely,

 

 

 

Lala