チュラロンコン大学大学院生のブログ

留学未経験&IELTS6.0で海外大学院へ進学しちゃった私の奮闘記。

タイ大学院 修士論文について②

 

 

こんにちは、Lalaです。

 

 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

2024年もあっという間に2か月が過ぎてしまいました。私の卒業(予定)も刻々と迫っています。

 

 

今回のブログでは、数日前に担当の先生が赤入れしてくださった修論の下書きが返却されたので、それを紹介したいと思います。

 

 

まず初めに私の修論の進捗状況を整理します。

 

前回のブログでは、実地調査にむけて論文委員会に提出しなければならない書類を準備していると説明しました。で、現在はその書類の提出を終えて、委員会からの承認待ちです。はい、この承認が出ない限りは調査に行けません。

 

lala-study.hatenablog.com

 

 

承認が出るまでには1か月近くかかりますが、それを待っているのはもったいないため、先生からも文献調査だけで進められる箇所は進めるようにと指示を受けました。

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よって、承認待ちの現在は文献調査だけで書ける部分を進めています。

 

 

先週、「Role of Lao women」パートを15ページほど執筆して提出しました。

そして数日前に先生から赤入れされて返却されました。

先生から添削が終わったとのメールが来ました。



 

以下、一部分を見せれる範囲で載せておきます。

 

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この後は、赤入れ個所に従って修正し再提出することを繰り返す感じです。

 

赤入れについてですが、文法や語彙だけではなく、もちろん内容そのものについても指摘されます。私はネイティブではないため、英語で修士論文を書いている身ですが、まだまだ文法やら単語のミスが沢山あります。

 

 

 

修論は一体何ページ書かなければならないのか、についてですが、私の学科ではこれといった決まりはありません。ですが、最低100ページが目安のようです。上限はありません。

 

学科の図書館に歴代の先輩方が執筆した修論が製本化されて置いてあります。分厚さは様々で、400ページ超えのものもありました。ページ数だけでいったら、博士論文の目安と同じぐらいです。

私には到底そんなに書けません。いったい何冊の文献を読めばいいのやら。

 

 

普段よりもかなり短いブログになってしまいましたが、今回はこの辺で失礼します。

 

 

現在、タイは大気汚染が尋常ではなく、マスクが必須です。1,2,3月あたりは毎年のようにPM2.5の値が急激に上がります。

外に出た後はうがいをするのは当たり前で、夜帰宅した際は日本から持参したうがい薬でうがいしています。

 

 

 

Sincerely,

 

 

Lala

バンコク一人暮らし大学院生_1か月の生活費

 

 

こんにちは、Lalaです。

 

 

私は去年の8月からバンコクコンドミニアムで一人暮らしを始めました。

 

そこで今回は、1か月の生活費について、私の経験から紹介していきます。

 

 

バンコクでのコンドミニアムの探し方については、以前記事を書いていますので、是非ご参考にしてみてください。

lala-study.hatenablog.com

 

また、同じくお金関連で以前執筆した記事もありますので、まだお読みでない方は是非こちらものぞいてみてください。

lala-study.hatenablog.com

 

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今回は①住居費(家賃) ②食費 ③水道光熱費 ④通信費 ⑤交通費 ⑥その他 に分けてご説明します。

 

初めに結論から申し上げると以下の通りです。

①住居費(家賃) 14,000

②食費 5,000

水道光熱費 750

④通信費 527

⑤交通費 1,600

⑥その他 300

合計 約22,180THB (約88,720円)

 

私は非常に倹約的な生活をしています。このあと詳細を説明しますが、この金額は結構低い方です。これよりも最低1万円ほど多くかかる方が大半ではないかと思ます。

 

 

①住居費(家賃)

家賃は14,000THBです。

日本のように管理費などはないため、住居費にかかる費用は家賃のみです。

 

②食費

5,000THB。

食費に関しては、私はかなり節約しています。自炊が基本で毎週日曜日に近くのスーパーへ買い出しに行っています。毎週300THB~600THBです。

毎日の3食分が基本で、お菓子やカフェでの飲料なども週に1回程度しか買いません。

朝食はパン2枚で固定しており、昼食は大学に行くときは学食で30THBほどです。夕食はその日の気分に合わせて色々作っています。

 

私は何を食べるか考えることに頭を使いたくないので、朝と昼はしばしば同じものを食べています。夕食と休日のみ、献立を考えている感じです。

 

 

ある日のスーパーの買い出し。1週間分。294THB(1,176円)。

 

ある日のスーパーの買い出し。1週間分。579THB(2320円)。



水道光熱費

水道代が150THBで、電気代が600THBです。ガスはありません。

水道代と光熱費に関しては、コンドミニアムによって、メーター価格や請求頻度が異なります。

水道代は同級生の話を聞いても、大体このぐらいの人が多いです。私は洗濯は3日に1度の頻度でしています。また、家に浄水器があり、水道水を飲んでいるため飲料水代も水道代に含まれます。

 

しかし、電気代はこれまた私はかなり節約しています。そもそも私は極度の寒がりですが、暑いのは比較的我慢することができます。

この時期のタイは日中こそ35度を超えることもありますが、夜間は30度を下回ることが頻繁にあります。よって、エアコンは1日平均で1時間も使いません。基本的には扇風機を使っており、就寝時は扇風機すら使いません。

お風呂上りにエアコンをつけ、部屋を冷やし、寝る直前に電源を切ります。起きるときにはうっすらと汗をかいていますが、びしょ濡れではありません。私は朝もシャワーを浴びるので、この点は気にはなりません。

 

ただし、電気代はタイが一番暑くなる2月から6月は倍ぐらいになるであろうと予想しています。さすがの私も夜中でも35度を超える日にエアコンなしで寝れるとは思えません。エアコンを普通の頻度で使う友人の話では、この時期の電気代が最も高く、月に2,000THBぐらいだと言っていました。

 

④通信費

家のWi-Fi代は427THB、スマホの通信費は100THB。

家のWi-Fi代は住むコンドミニアムによって通しているネット回線の種類が違うので価格が異なります。私はAIS fiberという無制限回線を定額料金で契約しているので毎月同じ427THBです。

スマホの通信費、つまり有線の通信費ですが、これも私の場合は結構安いと思います。AISの2fly SIMを使っていますが、私はそもそもスマホをずっといじっているという人ではないです。電車に乗っているときも本を読んでいますし、外出も基本的には機内モードにして必要な時だけそれを解除して有線をつないでいます。

アナログ人間で、現代デジタル社会の波についていってない自覚はあります。

あとは学業が忙しくて家か大学にいることがほとんどなので、そもそもWi-Fiがある環境にいることが多いです。

 

その結果、毎月100THB以下です。

 

⑤交通費

大体1,600THB。

ほとんどが家と大学の往復です。

私の家とチュラ大の往復は1回80THBです。普段はBTSという電車を使っていますが、もしバス通学にすればもっと安くなります。

 

⑥その他

毎月変動しますが、月に数百THB程度です。

ほとんどが日用品費ですが、私は8月の引っ越しの際に結構な量をまとめ買いしたので、ティッシュやゴミ袋、洗剤などはまだまだ沢山あります。

 

 

 

最も大きな差が出るのは住居費と食費だと思います。

 

14,000THBという家賃はキッチン付きのコンドミニアムであれば平均的な価格だと思いますが、アパートという選択肢もあります。

私の場合は、自炊をしたかったため、キッチンがあることが絶対条件でした。アパートは水場だけあって、コンロがないという物件が大半です。よって私の場合はコンドミニアムという選択肢しかありませんでした。

ちなみに、同級生の中にはアパートやサービスアパートメントというコンドミニアム以外の物件に住んでいる人も少なくありません。それらの物件の家賃は10,000THB以下が基本です。しかし、キッチンがないのが基本でもあります。そもそも料理禁止ということもあります。またアパートの場合はジムとプールはありません。

 

食費ですが、月に5,000THBというのは確かに安いです。日本円で2万円です。ということは単純計算で1日667円です。物価の安いタイだとしても結構安く済ませていると思います、なんせ外食はほとんどしませんから。

また、私はお菓子や飲み物などもほとんど食べません。頻度としては週に1回程度です。

こういうわけですから、大多数の方にとってはストレスのある食生活をしていると思います。よって、皆さんは5,000THBではなく、8,000THB~10,000THB毎月かかると思ってください。

 

 

私は月に約22,000THBを生活費として消費していますが、チュラ大から毎月16,000THBの奨学金も受け取っています。

よって、自腹で必要になる毎月のお金は約6,000THB(24,000円)です。

この金額がバンコクで生活する際の最低ラインだと思います。タイも年々物価が上がっており、食費に関しては頻繁に外食をすれば平気で倍近くかかります。

 

 

 

それではまた、

 

 

 

Sincerely,

 

 

Lala

 

 

 

タイ大学院 修士論文について①

 

 

あけましておめでとうございます、Lalaです。

 

早いもので、先月をもって大学院生活の4分の3が終わってしまいました。

来学期卒業の予定ですので、残り約半年間は学業に専念しつつ院生ライフをタイで思いっきり楽しみたいと思います。

 

本年もよろしくお願いします。

 

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それでは予告どおり、今回は院生の集大成である修士論文について紹介します。

 

 

まず現在の私の進捗状況ですが、

研究計画書の発表試験も無事に通過し、そのあとに委員会から承認を得るための書類作成がほぼ完了した

というところです。

 

 

準備段階で予想よりもはるかに多くの時間がかかっているのが本音です。

が、これは私がのろまなわけではなく、執筆過程において踏まなければいけない段階が想像以上に多かったという感じです。

 

実はまだ肝心の調査に着手できていません。2月には実行したいと考えていますが。

ただ私の場合は調査自体は1週間対象地に赴いてインタビュー等を行うだけの予定ですので長い期間は要さないです。

 

 

前置きが長くなりましたが、ここで私が修論でいったい何について研究するのかを説明します。

 

私の修論のタイトルは『1975年以降のラオス社会においての国民アイデンティティ構築における伝統衣装(シン)の役割について』です。

1975年から現在に至るまでの間で、ラオス人の間での国民アイデンティティ構築において伝統衣装がどのような役割を果たしてきたか を研究します。

 

1975年というのはラオスが建国された年です。ベトナム戦争をも含む長い内戦の末に現在のラオス人民民主共和国が設立されました。

多民族国家ラオスには政府が公認しているだけでも49の民族が住んでおり、ラオス人としてのアイデンティティを持っていない人も少なくありません。数少ない社会主義国であるラオスは、建国当初から"仲間"は少なく、貧しいながらも自らの力で国力アップをしなければなりませんでした。

 

そのもととなるのが、「ラオスに住む人々が各民族ではなく”ラオス人”として帰属意識を共有すること」でした。国内で分離独立運動が起きているようでは、発展や開発はできません。国民が一つの集団として仲間意識を持っていることが最低条件です。

 

皆さんは着物を着た時に日本人としてのアイデンティティが沸き上がることはありませんか?「私は日本人だな」「日本人として誇りに思うな」「やっぱり着物が好きだな」などなど衣装にはアイデンティティに作用する大きな力があります。

 

そこで私の修論ではラオス女性の伝統衣装であるシンが国民アイデンティティ構築の上でどのような役割を担ってきたのかを研究します。

 

ラオスの民族衣装”シン”』 この長いタイトスカートが”シン”です、



 

私はチュラ大に進学する前から修論では「ラオスの民族衣装について」研究したいという風に思っていました。具体的なテーマの絞り込みは第2学期目から指導教員の先生と少しずつ進めました。

 

 

 

以下、現在までの時系列です。

 

2学期

・「ラオスの民族衣装について」という超大きなテーマを指導教員との面談を通して、「ラオスの民族衣装と国民アイデンティティ」という少し小さなテーマに絞り込み

・「民族衣装/国民衣装とアイデンティティ」というテーマで先行研究調査

・民族衣装/国民衣装とアイデンティティにはどのような関係があるのか、前者は後者にどのように作用しているのかを、先行研究をもとに定義

 

3学期

・研究計画書の作成を進め、24ページの計画書を仕上げる。

・『The transformation of traditional skirt (Sinh) and National Identity in Post-1975 Lao Society』というタイトルで研究計画書を提出し、計画書の口述試験を受験、合格。

口述試験でのコメントを受けて、論文のタイトルを『The role of traditional skirt (Sinh) in the formation of Lao national identity in Post-1975 Lao society』に変更

・アンケートやインタビューなどの調査を始めるにあたり、大学の論文委員会に提出する書類の作成 ←いまココです。

 

 

私の同級生には、45ページの研究計画書を作成していた人もいました。計画書の段階で分量では修論の半分を書き終わったということになります。

 

ここまでで修論を進めてきて感じたことは、やはり修士論文は大変だということです。

今の私だから言えることですが、学士論文なんてただのレポートに過ぎないという印象です。修論は最終的には出版する必要があるため、調査に進む段階でかなり厳格なルールにのっとらなければなりません。

 

今進めている委員会に提出する書類には以下のようなことを詳細に記載します

- インタビューは誰にするのか?

- なぜそのような人がインタビュー対象者となるのか、根拠は?

- 対象者はどうやって選定するのか?

- 何人にインタビューして、なぜその人数が妥当なのか?

- 調査をするあたり、何にいくら必要か? 航空券代、宿泊費、食費、交通費など

- 調査対象地がその都市(私の場合はラオスの首都ビエンチャンと古都ルアンパバーンを選択しています)になるのはなぜか?

などなど。

 

挙句の果てに、私は調査対象者がラオス語を母語とするラオス人であるため、この資料の大半をラオス語翻訳したものも提出しなければなりません。

 

 

想像していた以上に大変であるというのが本音です。

最近は 本当に来学期で卒業できるかな? と不安になってきました。

 

 

この修論については随時また新しい記事を更新していきます。

 

それではまた。

 

 

Sincerely,

 

 

Lala

院試/志望動機書&履歴書について

 

 

こんにちは、Lalaです。

 

 

前回までに3回ほどタイの大学院生活とは少し離れたトピックでブログを書きました。

なので今回はばっちりタイの大学院についての内容を執筆させていただきます。

 

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私は別に留学カウンセラーやコンサルタントではありませんが、分かる範囲でご協力させていただいています。

 

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題名の通り、入試の際に必要な『志望動機書』と『履歴書』についてより具体的に説明します。どう具体的かというと、2点について実際に私が提出したものをできる範囲でお見せします。

 

恐らくこの2点が最も苦労するかと思います。なんせ、1から自分で作成しなければなりませんから。オリジナリティを出しやすいため、他の受験者と差別化図るにもってこいの出願書類です。

逆に言えばほかの受験者に差を付けられやすいとも言えます。

 

 

 

現在12月になり今年もあと数日です。私がチュラ大への出願を決めて準備を始めたのも大学の卒論を提出し終えた2021年の今頃でした。

 

 

 

履歴書とは何か、どうやって準備したかなどについては改めて言及はしないので、以前の記事をご確認ください。↓

lala-study.hatenablog.com

 

 

以前の記事で、提出書類はお主に申請書、大学の卒業証明書、大学の成績表、英語のスコア、志望動機書、推薦状2通、パスポートのコピー、証明写真、履歴書の9種類あると紹介しました。

 

本記事でこの中から以下2点について実際に私が提出した資料をお見せしながら詳しくご説明します。

1. 志望動機書 2. 履歴書

 

 

1.志望動機書

(以下、私が実際に『Thai Studies Program』のに提出した志望動機書です。)

 

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①:最初に、なぜ出願先の学科を志望しているのか、その目的/目標を明記します。

ここは長々と書くのではなく簡潔にストレートに表現します。将来希望する具体的な職業を示してもいいですし、私のように漠然と大きな目標や夢を書いてもいいです。

 

②:なぜ①で述べた目的/目標を立てるに至ったのか経緯を説明します。

私の場合は

「学部生時代に東南アジア地域について幅広く学び、興味を持った。また、海外研修や留学生との交流を通じて東南アジア人と関わる機会も豊富にあった。」

「授業でタイに住んでいる日本人がとても多いことを知った。タイに住んでいる日本人の話を聞いてタイという国にとても興味がわいた」

という感じで2段落に分けて書いています。

 

③:②のまとめです。

このような経験からタイ研究をしたいと思い、かつ私が将来やりたいことが示された。そして、この学科(出願先のThai Studies Program)は私の求める環境を提供してくれる最適な場である。

 

④:ここでは本受験に対して私が準備してきたことを書きました。自己アピールのような個所です。

「英語の勉強を頑張った。最終的に卒業時の取得単位の3分の1が英語で受講した講義で取った単位だった。そして卒業時に大学から表彰された。」

「大学とバイト先で外国人と関わる機会をたくさん設けた。その結果、外国についての見方や知識を深めることができた。」

 

⑤:全体のまとめです。

④で示したことは私の勤勉と鍛錬である性格を表している。私は行動力、情熱、そして能力がある人であり、この学科に貢献できます。

 

 

以上です。

この志望動機書は出願先の学科に合わせて多少内容を変えました。文字数など特に指定はなかったですが、1,000ワードぐらいが妥当だと思ったのでそれぐらい書きました。

また、面接がある場合、ここに書いた内容について質問されることもあります。

 

私はネットで書き方を検索して、お手本を見ながらまずは自分で書いてみました。そのあとネイティブの方に添削してもらったという感じです。ネイティブなら誰でもいいというわけではありません。大学院への志望動機書とはどうあるべきかを理解している方にお願いしてください。学校の先生とかが無難でしょう。

 

 

 

2. 履歴書

履歴書は全て出願先に同じものを提出しました。




①:自分の名前をフルネームで大きく書きます。その下に住所、電話番号、メールアドレスを書きます。

 

②:職務経験です。

ここはアルバイトの経験を書いても大丈夫です。私の場合は数あるバイト経験から期間が長いものと、事務などのオフィスワークのものを書きました。

その下には簡単に何をしていたのか詳細を書きます、

 

③:学歴です。

基本的には大学以上の学歴です。何の学位を取得したのかも明記します。

 

④:インターンシップとボランティアの経験

インターンはもちろん就活の際のインターンではありません。

 

⑤:課外活動

大学時代に行った課外活動をあるだけ書きました。基本的には大学で行われたプログラムでしたが、そうでなくても大丈夫です。

 

⑥:受賞歴

私は卒業時に大学から表彰されたのでそれを書きました。これはどの程度大きな賞なら書いていいかの判断基準はないので難しいです。中高時代に何か表彰されたものも書いて大丈夫です。

 

⑦:語学力です

外国語を記載する際はどのテストでどんな点数なのか明記しましょう。

 

 

以前の記事でも言いましたが、海外大学院受験の際には④と⑤の部分が特に重要です。学業以外にあなたは一体何をしてきたの?という質問に答えられるだけの材料がなくてはなりません。大学に入学したなら学位を取得するのは当たり前のことです。それ以外に何をしたかが重要です。

 

 

この履歴書についてはフォーマットがネットに山ほどあるので、それらをダウンロードして多少項目などを編集しながら作成すればいいと思います。

"CV"とか"Resume"と書かれているだけで、特に指定はありません。顔写真付きの履歴書もありますが、それも指定がない限りは私のように写真無しのもので問題ありません。

どうせパスポートのコピーでを提出しますから。

 

 

 

以上、志望動機書と履歴書について以前より詳しく説明させていただきました。

 

私が実際に提出した書類を参考に説明しましたが、これらが正解というわけではないです。どうオリジナリティを出すかは自分次第ですので、いろいろ参考にしながら作成していただければと思います。

 

 

次回は今進めている修論について書く予定です。

来学期卒業に向けて奮闘しています。

 

 

 

それではまた、

 

 

 

Sincerely,

 

 

Lala

 

タイの階級社会について

 

こんにちは、Lalaです。

 

 

今回は超階級社会といわれるタイについて、私がこの1年間で出会ったタイ人たちを例に紹介していきます。

 

 

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このブログを開始して1年以上経ちますが、これまでにチュラ大の受験についてお問い合わせを数件いただいています。私は別に留学カウンセラーやコンサルタントではありませんが、分かる範囲でご協力させていただいています。

 

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昨今日本ではタイドラマ、とりわけBLドラマが人気になってきています。見たことある方も少なくないのではないでしょうか。

 

私もタイに渡航する直前にAmazonプライムで2作品ほど連続ドラマを視聴しました。ほんの少しだけ独学したタイ語のリスニングに慣れる事とタイの大学生活についてイメージを広げることを目的にしていました。見た作品はどちらも学園ドラマです。作品では登場人物たちの階級が明確に分かるように演出されていました。

お金持ち役の人は自家用車で通学し、家は豪邸、使用人がいるのは当たり前、身に着けるものもハイブランド といった感じです。

一方、庶民役の人は徒歩や自転車などで通学、家に使用人はおらず、食事もストリートフードがメイン というごく普通の中流階級の生活風景でした。

 

フィクションではありますが、この2つのドラマを通して私はタイの学生ってこんな感じなのかと想像をふくらませていました。

 

 

では、実際はどうなのか。

私がこの1年ちょっとで出会ったチュラ大内外のタイ人を例にご説明させていただきます。

 

 

今回は大変恐縮ですが、私の周りのタイ人6名を格付けして、ランキング形式でどんな経歴を持ち、親は何をしていて、どんな生活をしているのかなどなど私の見聞きした範囲で紹介します。

 

はい、あくまでも友人としての私が本人から見聞きした内容がベースです。嘘は書きませんが、ここで書いたこと以外にも私の知らない情報はたくさんあります。

加えて、私が出会うタイ人は同じ20代の方がほとんどです。よって、"本人がお金持ち"というわけではなく"ご家庭がお金持ち"ということになります。

 

 

登場人物は A君、Bさん、Cさん、D君、E君、F君 です。

で、このアルファベット順に上から下の階級に属します。

 

 

A君

私が出会った中で最もお金持ちの人です。恐らくタイ社会全体を見ても確実に上流階級に属します。

 

彼は小学校までインターナショナルスクールに通っていました。中高はニュージーランドにある学校に行きました。大学はスイスの大学でホスピタリティマネジメントの学位を取りました。修士はイギリスのカーディフ大学MBAを取りました。そのあとタイに帰国して、現在はフランス料理の専門学校に通っています。

フレンチレストランを経営することが夢だそうです。経営については修士で学んだ、自分はシェフにはならないけれど料理についも学んだ方がいいと思い専門学校に入学したそうです。

 

はい、これがタイの上流階級の人が歩む典型的な経歴です。

つまり、彼らはタイで教育を受けません。せいぜい小学校までです。しかもインターの小学校です。その後は親元を離れて欧米圏に留学します。

 

彼は4人兄姉の長男ですが、他の3名も同じように中学校以降は国外に進学しているそうです。

彼の家には住み込みで2人の家政婦さんがいます。車は合計5台、両親のものと子供たちそれぞれ1台ずつ。実家の一軒家は最寄りの駅まで15分と少し遠いため、駅から徒歩5分の立地にコンドミニアムも所有しています。次の日に朝早く用事がある場合、そのコンドミニアムに泊まるそうです。とはいえ、実家と徒歩10分しか離れていませんが。

 

彼のご両親は会社経営者だそうです。何の事業をしているかは詳しくは知りません。

 

 

Bさん

2番目にお金持ちであろうBさんはチュラ大卒業後、日本の早稲田大学MBAを取りました。中高はタイの普通の学校に通っていました。

 

彼女のご両親も会社を経営しており、トヨタのディーラーだそうです。卒業後にタイにある外資系企業で2年働き、現在は両親の会社で働いています。3人兄姉ですが恐らく彼女が将来的に会社を継ぐことになりそうだと言っています。

家はバンコクではなく隣のノンタブリー県にあります。そのため通勤も通学も車を使っています。彼女の家もおそらく豪邸です。「家の門から玄関まで歩けないからそこも車で移動するんだ」と言っていました。

 

 

Cさん

実はBさんとCさんはほとんど同じぐらいお金持ちだと思います。

Cさんもチュラ大卒です。卒業後は企業で働いています。大学在学中に日本に語学留学したことがあり、日本語が堪能です。

 

ご両親はこれまた経営者で、バンコク内のどこかにバカでかい運動場を所有しています。Cさんは移動には公共交通機関を利用していますが、お母様が最寄りの駅までは車でお迎えに来てくれるそうです。最寄駅から自宅までが少し距離があるのだとか。

 

Cさんは、6人の中で最も関りが少ないのでこれくらいの情報しかありません。それでも、お金持ちであることは明らかです。

 

 

D君

彼が私の学年唯一のタイ人です。

 

中高はタイの学校へ行き、大学はマレーシアの大学を出ています。卒業後、タイに戻って現在のチュラ大修士課程に在学しています。

彼のお父様は外交官です。彼はタイ南部出身のムスリムですが、他のご家族の方もムスリムです。で、彼のご両親はお父様の仕事の関係で現在サウジアラビアに住んでいます。ちゃんと聞いてはいませんが、恐らく在サウジアラビアタイ大使館に勤務しているのではないかと思います。大使ではないそうですが、そこそこ上のポストに就いているそうです。

 

彼は大学外の学生寮に住んでいます。これと言ってラグジュアリーな生活をしている訳ではなく、一見するとごく普通の庶民に見えますが、ご両親の職業から考えてお金持ちであることは事実だと思います。

彼によると、寮費はご両親持ち、毎月10,000THB(40,000JPY)のお小遣いをもらって生活しているそうです。

私が思うに、彼の場合はご両親がお金持ちであるとはいえ、子供に贅沢すぎる生活をさせず、お金の使い方をよく教育しているのだと思います。

 

実際、彼と話せばいわゆる"育ちが良い"ことがはっきりと分かります。話し方や聞く姿勢、周りへの気遣い、初対面の人への挨拶の仕方などなど教養のある家庭で育ったことが明らかです。

 

 

E君

E君は「僕はタイの中ではlower middleクラスだ」と言っていました。

小中高全てタイの学校に通い、チュラ大に進学しました。

卒業後はメディア会社でジャーナリストとして働いています。彼に給与をなんとなく聞いたことがあるのですが、月に20,000THB(80,000JPY)前後だそうです。大卒でバンコクで働くとなると、ごく平均的な給与です。

お父様はバンコク以外のどこか地方で小売店を営んでいます。お母様は彼女の母親(E君の祖母)の介護をしているため働いていないそうです。

 

彼はバンコク郊外のコンドミニアムに一人暮らしをしています。コンドミニアム自体は親族の持ち家だそうです。

 

 

F君

F君はチュラ大文学部の日本語専攻をこの10月に卒業しました。日本語検定1級を取得しており、この後は日本の大学院に進学予定です。

 

彼は父子家庭で育ち、お父様は普通の会社員だといっていました。家は郊外にあるコンドミニアムでF君とお父様の2人で住んでおり、F君の一人部屋はないそうです。

 

日本語が堪能な彼は翻訳の仕事をフリーランスで在学時からしています。こちらは業務委託のような形態で、だいたい1つの本を翻訳するのに3か月ほどかかり、給与は1案件あたり40,000THB(160,000JPY)ぐらいだそうです。

 

 

 

 

以上私の周りのタイ人6名を参考にご紹介しました。

E君とF君が貧乏であるわけではないです。恐らく彼らはタイ社会では中流階級に属します。A君、Bさん、Cさん、D君の4人が少数派のお金持ちです。A君にいたっては超少数派の上流階級層の人です。

 

「大学に行けている時点で貧乏ではない」というのは正解だと思います。

E君とF君はチュラ大卒ですが、二人とも学費の最も安い学部卒です。年間で30,000THB(120,000JPY)程のです。バイクタクシーの方々は1日せいぜい300THB(1,200JPY)ほどしか稼ぎません。とすると月に多くても9,000THB(36,000JPY)の収入ということになります。これでは子供を大学まで通わせるのは厳しいです。小中高までが精いっぱいでしょう。

 

私自身がチュラ大生であるため、私の周りのタイ人も自然と同じような経歴を持つ人たちになります。

バンコクにはスラム街もあり、もっと貧しい生活をしている人もたくさんいます。

 

そして、私が渡航前に見たタイドラマで描かれていた学生生活が本当のところどうなのかについては、残念ながらよく分かりません。私はインターナショナルコースに通う大学院生です。同級生のタイ人はD君だけです。学部生と関わることは皆無です。授業のある建物も大学院の建物で学部生を見かけることもあまりないです。

よって、ドラマの中の学生生活の真偽は不明です。ただ、車で通学している生徒は何人か見かけたことがあります。

 

 

 

 

ここから”いやらしい”話をします。

お金持ちのタイ人の見分け方です。ちゃんと根拠があります。

 

1、インターナショナルコースに通っているタイ人はお金持ち

タイ語で授業が行われるタイコースと英語で授業が行われるインターナショナルコースがあります。で、特に学部課程のインターナショナルコースに通っている生徒はお金持ちの可能性が高いです。

 

理由は2つあります。1つは学費が高いことで、もう1つは入学要件の英語力が高く設定されていることです。

学費は年間100万円くらいする学科もあります。中流階級の家庭では絶対に払えない金額です。また、英語の入学要件はIELTS 7.0とかです。実は大学院の英語要件よりも高く設定されています。大学1年生というと18歳くらいです。ということは、18歳の時点で上級レベルの英語力を持っている必要があります。では、どんな中高生活を送っていればそのレベルの英語力を18歳の時点で獲得できるでしょうか。答えは「インターナショナルスクールに通っていたり、海外留学経験があったりする」です。となるとその分の費用をご両親が払えたということになりますからお金持ちである可能性が高いです。

 

私にはチュラに交換留学に来ている日本人の学部課程の友人がいます。その子はもちろんインターナショナルコースに交換留学しているわけですが、同級生のタイ人はブランド物を身にまとっているそうです。彼女もタイの階級社会については十分に理解しています。「あれはガチの金持ち」と言っていました。

 

 

2、私費留学の経験がある人はお金持ち

留学経験のあるタイ人はたくさんいます。ですが、ポイントは奨学金を受給していたかどうかです。先ほど紹介した6名のうちE君以外の5名は留学経験があります。F君は日本の大学に留学していたのですが、国費留学生として国から奨学金を受け取ていました。国費留学生になれるだけで超優秀な証拠ではあるのですが、彼曰く私費で留学なんて絶対にできないそうです。F君は大学院も日本の大学に進学する予定ですが、これまた国費留学生枠に申請しています。Cさんの日本への語学留学は詳しくは聞いていないので奨学金の有無は分かりません。ですがそれ以外の3名は私費留学をしています。最もお金持ちであろうA君にいたっては中学以降の約10年、ずっとタイ国外にいました。ニュージーランドの学費事情は知りませんが、極めつけはスイスの大学です。恐らく超多額な学費を払っているかと思います。その後のイギリスも1年ではありますが500万円は超えるのではないかと思います。

E君はイギリスの大学院に留学したいと前に言っていました。しかしそのためには奨学金に申し込まなければいけないらしいです。彼も私費で留学することは経済的に難しいそうです。

 

 

3、お金持ちは露出の少ない服を身に着けている

これは完全に偏見交じりの個人的見解です。

 

タイは暑いです。1年のうちほとんどの日が30度越えです。よって半袖半ズボンを着ているのが普通です。タイについて知っている方はご存じかもしれませんが、若い女の子は露出の激しい服を着ています。ノースリーブ、へそ出し、谷間を強調するような胸空きのトップス、ミニスカートやショートパンツ、といった具合です。

言い方が悪いですが、日本人の私からしたら「襲ってください」と言っているような服装の方も沢山います。

 

で、お金持ちの子はこのような服を身に着けていません。男性はズボンは長ズボンをはいています。女性も半袖のトップスにひざ下まではあるスカートや長ズボンを履いています。

 

そして、この服装はまるっきり紹介した6名に当てはまります。A君、D君は襟付きのトップスに長ズボンを履いています。Bさん、Cさんは半袖にジーパンやロングスカートを履いています。これと言って過度な露出はない服装をしています。一方、E君とF君は半袖半ズボンを着ています。彼らが長ズボンを履いているのは見たことがありません。

 

お金持ちの4名は別にブランド物を身に着けているわけではありません。ですが、いつなんどきオフィシャルな場に直面しても問題のないような最低限のTPOに準ずる服装をしている印象です。

 

 

 

以上、私の個人的な偏見まがいの意見も入っていますがお金持ちの見分け方でした。

 

 

私は最高学府であるチュラロンコン大学に留学しています。周りの友達はほとんどがチュラ大生です。関わるタイ人はチュラ大並びに同レベルの学歴を持った人たちです。

 

タイは超階級社会で縦長三角形のピラミッド構造です。

では、私が普段関わっているタイ人はピラミッドのどこに属する人たちか。半分より上にいるタイ社会の少数派の人たちです。

 

貴方が見ている”タイ人”は一体どこの”タイ人”?

 

 

これでは私は「タイ社会を理解している」とは到底言えないと思っています。タイ社会の大部分を占める多数派の方々とほとんど関りがないからです。

 

こういった意味で私は1年もバンコクに住んでいますが、タイ社会のほんの一部しか理解できていません。

 

 

 

それでは次回の記事もお楽しみに。

 

 

 

Sincerely,

 

 

Lala

 

 

私の周りのスゴイ同級生たち

 

 

こんにちは、Lalaです。

 

 

今回のブログではチュラロンコン大学の大学院生活を通して出会った”スゴイ”人たちを紹介していきます。

 

海外留学をすると、日本では絶対に出会えなかったであろう人たちと沢山出会うことができます。

 

 

今回の記事は普段より短くなると思いますので、是非最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

 

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①国連で働いているケネディスクール卒のアメリカ人(20代)

大学院なので当たり前ですが社会人の方も沢山います。

私の同級生のアメリカ人はユニセフバンコク事務所で働いています。そして彼の最終学歴は、ケネディスクールです。

 

ケネディスクールとは「ハーバード大学の公共政策大学院」のことです。どれほど高学歴でエリート集団なのか、分からない方は調べてみてください。

 

以下、Wikipediaからの引用です。

ハーバード大学ケネディスクールは、コロンビア大学国際公共政策大学院プリンストン大学ウッドロー・ウィルソンスクールなどと共に国際公共政策分野における世界最高峰の公共政策大学院の1つであり、政治学国際関係学の分野でも、ジョンズ・ホプキンズ大学ジョージタウン大学と共に世界最高峰の評価を受けており、政財界へ指導的な人材を輩出しつづけている。世界約90カ国から約900名が学んでおり、日本人入学者数は官費留学を中心に各年度数名。』

 

日本人の官僚の方々が留学するような学校です。

卒業生にはアメリカを含む世界各国の大統領/首相や官僚、国際機関の重役などなど著名な方々がたくさんいます。

 

凡人には決して手の届かない学校です。

 

私が彼の学歴を知ったとき、「え、ごめん何でチュラに来たの?」と思わず聞いてしまいました。

彼が言うには、自分は今バンコクで働いていて国連の何かの制度で現地の大学院に通うことができるからチュラにいるのだそうです。

 

 

FaceBookを辞めてチュラに来た韓国人(40代)

FaceBookで2年間働いた後、退職してチュラに入学したそうです。

ちなみに彼は韓国の大学を卒業後、数年韓国で働き、その後はドイツに渡り10年現地で働いたそうです。で、コロナ禍にFBに就職した。しかし2年働いた後に退職して大学院留学のためにバンコクに移住しました。

 

私は彼に「なぜFBを辞めたの?世界的大企業じゃない。」と聞いたことがあります。

彼の回答はとてもシンプルでした。「2年働いてみて、もうこの会社から自分が学べるものは何もないと思った。だから次のステップに進むことにしたんだ。」

 

この回答は私のこれまでの価値観を大きく変えるものでした。

要するに彼は、会社に不満があったわけでもない、給与が悪かったわけでもない、労働環境に不満もない、周りの同僚も素晴らしい人たちだった。

しかし、もうここで学べることは学びつくした。だから辞めたのです。

 

私自身こんな前向きな退職理由を聞いたことがなかったので驚きました。というか、そんな転職理由がこの世にあったんだ!と驚愕しました。

日本でも昨今転職する人が増えています。しかし、あくまで私のイメージですが皆さんどこかマイナスな理由で転職を希望する方が多いように感じています。それが悪いとは決して思いません。しかし、彼のような理由で新しい人生ステージに進んだ人に出会ったことがなかったので衝撃だったのは事実です。

 

大企業だからとか、給与がいいからとか、そんなことよりも「自分が常に成長できる環境に身を置きたい」という彼の考えはとても素晴らしいものだと思っています。

 

 

エディンバラ大学卒のイギリス人(20代)

エディンバラ大学とはイギリスの名門校のひとつで、世界大学ランキング上位校です。

彼はエディンバラで学士を取得後、直接チュラの修士に来たので就労経験はありません。

 

2学期目のある授業で一緒にグループワークをやりました。で、その際のレポートやプレゼンの質が、私からしたら完璧すぎました。「やっぱり世界の名門校出身者はレポートひとつでも全く違うな」と痛感しました。

 

名門校であればあるほど細部まで丁寧に教育されてきたのだなと思いました。

 

 

④外交官の息子のタイ人(20代)

私の学年でたった一人のタイ人は外交官の息子です。

彼も学士をとって直接チュラの修士に来たので、就労経験はまだありません。

 

外交官の息子だからだと思いますが、彼は海外経験が豊富で様々なYouthの国際会議に参加しています。SNSの投稿にはこれまでに参加した国際会議での写真やスピーチの動画などが沢山あがっています。

 

話し方からしてとても丁寧で「外交官向き?」の礼儀正しい態度なのです。うまく表現できませんが、教養のある人だってすぐ分かります。

人前で話すことにも慣れており、クラスのプレゼンでもいつも笑いをとったりしています。

 

 

⑤在タイ韓国大使館勤務の韓国人(30代)

私が1学期目にとてもお世話になった先輩です。在外公館勤務、彼女は外交官です。

 

外交官として3年間バンコクで働いた後、2年間の期限付きで現地の大学であるチュラに通っているそうです。いわゆる「外交官留学」です。

 

彼女が働いていることは知っていましたが、まさか外交官だったとは初めは知りませんでした。

I work for my government. と言われた時は、「ってつまりどういうことだ?」と一瞬考え込んでしまいました。Diplmatだって気づくのには数秒かかりました。

韓国の就職事情は詳しく知りませんが、日本と同じような感じだと聞いたことがあります。恐らく官僚になるには国家試験に合格しなければならないだろうし、こんなに親しい先輩もスゴイ人だったんだって感じで驚きました。

 

 

⑥外交官の台湾人(30代)

彼はひとつ上の先輩です。彼の場合は卒業と同時に台湾で外交官として就職しました。

 

先日の卒業式の際に話す機会がありました。

「外交官ってことは、今回は"外交官パスポート"でタイに入国したの?」と聞くと「いや、実はまだ普通のパスポートしかないんだ。2年働いて在外公館に出る時に初めてもらえるんだ。」と言っていました。

 

外交官パスポートってなんだか憧れます。

 

 

⑦国連で働く韓国人(20代)

彼は私の後輩でそんなに関わりはないのですが、現在進行形で国連のバンコク支局?で働きながらチュラに通っています。

 

彼は後輩で挨拶程度しかしたことがないので残念ながら詳しいことは分かりません。今度話す機会があれば是非色々聞いてみたいと思っています。

 

 

パイロットの台湾人(20代)

彼は私の一つ上の先輩です。

仕事を辞めて大学院に来たということは知っていましたが、具体的に何の仕事をしていたかは後々知りました。

 

航空会社で働いていた、とい言うのでてっきり技術職やキャビンクルーかと思っていましたが、なんとパイロットでした。

 

卒業してすぐにアメリカにわたり、今はアメリカの航空専門学校で学び直しているみたいです。

いつか彼が操縦する飛行機に乗ることになるかもしれません。

 

 

 

以上、8名です。

今回はあえて学歴や職歴にフォーカスした「スゴイ」人達を紹介しました。

 

チュラロンコン大学はタイの最高学府です。しかし、世界大学ランキングでは早慶よりも低いです。所詮、"途上国の大学"ということです。

ですが『ある国の最高学府』というのは、それだけで世界中から優秀な人材が集まる場所を意味します。

 

 

優秀な人が外国の大学に留学しようとした時、いったいどの大学に行くでしょうか?

 

もっと分かりやすく言います。

 

優秀な人がタイに留学することにしました。それでは、タイの中でいったいどこの大学を目指すでしょうか?

 

答えは、「その国のトップの大学、つまりチュラロンコン大学」です。

"チュラロンコン大学だから"ではなく、タイという国の最高学府であるから優秀な人材が集まるのです。

 

その国の経済力や発展具合は関係ありません。

一国の最高学府には自動的に他の国の優秀な人たちが集まるのです。

 

 

「どうせ行くならチュラに行きなさい。チュラに意味があるんじゃない、"一国の最高学府"ってことに意味があるんだ。」

これは、受験の際に沢山お世話になった知り合いの方に言われましたことです。

 

 

「なぜチュラに来たの?」と同級生に聞くと、「どうせ行くならトップがいいと思って」という答えが多いです。もちろんそれだけではありませんが、トップというのはそれだけで行く価値が他の大学よりも何倍も高まります。

 

また、仮に卒業後にその国で就職したいと考えている場合には最高学府の学歴はとても価値のあるものにあります。

チュラ大は所詮途上国タイのにある大学でしかありませんが、タイ社会ではチュラに勝る大学はありません。

 

 

ここで主張しているのはあくまでも私個人の意見ですので、読んでいる方々に賛同してほしいわけではありません。

しかし、ここに書いたことが私がチュラでの大学院生活を通して思った正直なことです。

 

 

それでは今回この辺で終わりにします。

 

次回は「タイの階級社会」について執筆しようと思っています。

 

 

お楽しみに。

 

 

 

Sincerely,

 

 

Lala

バンコクでの家探しについて

 

 

こんにちは、Lalaです。

 

 

前回の記事からまただいぶ日が空いてしまいました。

いつものことです、すいません。

 

 

今回は前回の最後に予告した通りバンコクで私がどうやって新居を探したのか詳しくお話しします。まだ書き始めたばかりですが、今回も長くなる予感がしてきました。

 

また、今回の内容は大学院の学校生活とは少し離れていますが、学業以外の目的でもバンコクに住みたいと思っている方には有益な情報になるかと思います。

 

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それでは、①今住んでいる家の情報、②探し始めてから決めるまでの期間、③探し方とエージェントについて、④約3か月住んでみて気づいたこと、の順に説明していきます。

 

 

①今住んでいる家の情報

 

家タイプ:コンドミニアム(日本でいうマンションです。今回の件とは関係ありませんが英語学習者ならご存じの通り、「マンション」は英単語だと"大豪邸"を指します。我々日本人が「マンション」と呼んでいる住宅は本来『コンドミニアム』です。「アパート」はまた別です。バンコクでも「コンドミニアム」と「アパート」は区別します。)

築年数:10年

階数:52階建ての19階

家賃:月14000THB。もともと15000THBでしたが大家さんと交渉して1000THB安くしてもらいました。この値切り交渉はバンコクでは皆やることです。

広さ:35平米。畳換算だと20-21畳。

共有施設:最上階にジムと屋外プールがあります。このジムとプール付きというのもバンコクコンドミニアムではごく一般的なことです。私の家が特別高級とかいうわけではありません。子供用の遊び場?と会議室、よくわからない庭園みたいなものもコンドミニアムのどこかにあります。行ったことがありません。

セキュリティ:警備員が24時間体制であちこちにいます。人数を数えたことはありませんが常に15人前後はエントランスと駐車場を中心に警備してくれています。エントランスまでは誰でも入ることができますが、居住階へ上がるにはエレベーターに乗らなければなりません。そしてエレベーターホールに入るためには「カードキー」が必要です。エレベーターに乗ると、この「カードキー」を使って行きたい階のボタンを押すのですが、自分の住む階及び共有施設がある階しか押せないようになっています。さらに、自分の階につくと、エレベーターホールから出るのにもまたこの「カードキー」が必要です。そして、自分の家の玄関は「カードキー」ではなく鍵で開けます。また、エントランスにあるポストボックスは鍵で開けるタイプですが、このポストボックス用の鍵は別に存在します。

複雑ですが、この家に入居したときに大家さんから『カードキー1枚、鍵2つ』を受け取りました。どれか1つでもなくすと生活に支障が出ます。というか超簡単に家に入れなくなります。

以上のようにセキュリティはかなりしっかりしています。が、これまた私の家が特殊なのではなく、バンコクのここ10年前後で建った比較的新しいコンドミニアムは全部こんな感じです。

立地:Ari駅(BTS) と Saphan Khwai駅(BTS)の間にあります。どちらかと言えば後者に近いです。Ari駅(BTS) の方が大学の最寄り駅であるSiam駅(BTS) に近いので普段はAri駅(BTS)を利用しています。

 

 

 

②探し始めてから決めるまでの期間

 

入居したのは7月末です。しかし、このぐらいの時期に引っ越すということは4月ぐらいから決まっていました。なので、4月後半あたりからとりあえずGoogleで「Bangkok Condo Rent」と検索して出てきた複数の不動産サイトを見ていました。

希望の家賃と立地、あと私は駅から徒歩10分圏内がよかったのでそれも条件に入れてポチポチとひたすら検索していました。

ただし、この段階では実際に内見に行くことはしていません。というかこの段階でしても意味がありません。これについては後でご説明します。

日本ですら1人暮らしをしたことがなかったので、とりあえずはじめの一歩ということで情報収集をしていました。

 

5,6,7月の3か月間はチュラ大は夏休みでした。私は7月の15日まで日本に帰国しており、16日にバンコクに帰ってきました。17日に1件目を内見しました。18日に2件目を内見しました。19日に3件目を内見し、この3件目に最終的に住むことに決めました。

よって、内見を初めて3日で決断を下したというわけです。その10日後の28日に入居しました。

基礎情報収集としてのリサーチは4月後半からしていましたが、実際に内見に行きたい物件の絞り込みは6月後半から始めました。なので、"本気で" 探し始めてから決まるまでの時間は1か月弱でした。

 

 

ここで、バンコクで家を探す際に知っておかなければならない重要なことをご説明します。

それは、『数か月前から入居を決めて仮押さえ?しておくことはできない』ということです。厳密にはできなくはないですが、多くのオーナーさんはそれを嫌がりますし、実際にやっている人はほとんどいません。仮に仮押さえしたい場合は、本入居までの数か月分も家賃を払わなければなりません。で、このお金は返ってきません。住んでないのに払うということになります。

バンコクは入居の出入りがとても激しいです。昨日まで空いていた部屋が明日には入居者が決まる、なんてことがザラにあります。

「明日の内見の予約だけど、今日内見した別の人が入居を決めたからもう内見できない」という連絡がエージェントの方から来たこともありました。

本当にそれくらい、取り合い合戦なのです。逆に言えば1日待てば新しいよりよい物件が出てくるってこともあります。はっきり言って運次第です。

 

オーナーさんは不動産運営をしている訳ですから、なるべく早く住んでほしいのです。誰も住んでいない期間は短ければ短いほどいいのです。よって、「この物件すごくいいんだけど、でもあと少し他のところも見たいからちょっとまだ決めきれません…。」なんて言おうものなら数日後には他の人に取られてしまうでしょう。「来週入居します!」って人の方が物件が決まりやすいです。

 

 

実際に私も、今住んでいる家は19日の午前中に内見に行きました。今まで見てきた中で最もよく気に入りましたが、日本人の性なのか、「明日もっといい物件があったらどうしよう、もう少し安くて大学に近い物件もあるかもしれない…」などと頭の中で考えていました。しかし、エージェントの方に「ちなみにオーナーさんによると、今日の午後にまた別の人が見に来るんだって。エージェントとしての意見だけど、午後の人がここを見たらほぼ確実に決めると思うよ。だから、ここに住みたいなら今決断しなきゃだよ」と言われました。それで30分ほどの内見の後に「じゃ、もう私がここ取ります。ここに決めました。」と言ったわけです。

というわけで、どこの誰だかわかりませんが、午後に内見に来る予定だった人には「午前に見に来た人が入居を決めたから、今日の午後の内見は無しね。」って伝わったんだと思います。ごめんね。

 

 

 

③探し方とエージェントについて

恐らく最も苦労するであろう探し方についてです。

 

まず、バンコクには日本人がたくさん住んでいます。よって、日本人向けの日本の不動産会社も多数あります。なので、そちらを頼ることもできます。私は最終的にはお世話にならなかったので細かい事は分かりませんが、スタッフの方は日本人で、日本で家を探すのと大した差はないと思います。

 

しかし、私は結局日本の不動産会社は利用しませんでした。これには理由があります。それは、日本の不動産会社が担当している物件は基本的にいわゆる「日本人コミュニティ」の立地にある物件だからです。「日本人コミュニティ」はスクンビットエリアという場所にあり、その名の通り駐在員を筆頭に超たくさんの日本人が住んでいるエリアです。日本語の看板もありますし、日本料理屋も沢山あります。日本人がうじゃうじゃいます。

 

私が望まない生活環境です。

 

せっかくタイにいるのだから日本人とは必要最低限しか関わらない生活がしたいと思っています。また、私は個人的に日本人の集団同調主義や本音と建前文化などが自分に合わないと感じています。だから日本を出てきたのかもしれません。

ま、私の個人的な意見は置いといて、日本人コミュニティ周辺に住みたければ、日本の不動産会社にお願いしても良いでしょう。しかし、あえてそこは避けたいのであれば、日本の不動産会社は使わない方が無難です。

 

私は実は日本の不動産会社に一度問い合わせをしたことがあります。7月末に引っ越し予定で物件を探していると。そこで、少しお話しさせていただいたのですが、キッパリと「スクンビットエリア(日本人コミュニティ)の物件しか扱っていません」と言われました。

 

 

さて、というわけで前置きが長くなってしまいましたが、ここではタイの不動産会社またはタイ人のエージェントさんの探し方についてご説明します。

 

前述のとおり、とりあえずGoogleで「Bangkok condo rent」と調べます。そうすると不動産情報サイトが多数出てきます。日本の"お部屋探しのスーモ"みたいなサイトです。分からない方のために、スーモはあの丸い緑色の毛玉のようなキャラクター🟢です。

 

で、そのサイトでは条件検索ができます。あとは自分の希望する条件を設定して検索するだけです。サイトにより多少の差異はありますが、エリア(最寄駅など)、家賃、広さ、駅近、部屋の数(1ベッドルーム、2ベッドルーム等)などなど設定できます。

 

 

ヒットした物件は大体部屋の写真が複数枚掲載されています。なのでそこから実際の雰囲気を見ることも可能です。また、備え付け家具の詳細や、契約期間について、コンドミニアムの共有施設についてなど様々な情報を入手することができます。

 

こんな感じで私は気にいる物件を保存しておき、色々吟味した後に内見を申し込みました。

 

 

といっても、ここが一番な難所です。

内見、どうやって実現するでしょうか。

サイトはあくまでもまとめサイトのようなもので、どこかの不動産会社が運営しているわけではありません。そういうサイトもありますが、私が使っていたサイトは違いました。で、各物件のページに『詳しく知りたい方はここへ』みたいな感じでLINEのID/QRコードやらメールアドレスやら何かしら連絡先が表示されています。なので、この連絡先宛にメッセージを送るわけです。

 

「こんにちは、〇〇サイトで××の物件情報を見ました。内見に行きたいです」

 

こんな感じでメールやらLINEやらを送ります。あ、これはもちろん英語での対応です。この連絡先はエージェント個人の場合もあればどこかの不動産会社の場合もあります。

 

で、運が良ければ返信が来ます。

いいですか、運が良ければです。

 

 

返信が来ないことなんてザラにあります。また、返信が来ても「その物件はもう空いてません」って言われたことも何回かあります。じゃあ何故サイトから削除しない?と思うのですが、返信くれるだけマシです。

 

それで、めちゃくちゃ運が良ければ内見可能で内見の日程を調整する段階に入ります。めちゃくちゃ運が良ければ、です。

 

具体的に数えていませんが、私は最終的には20以上の不動産会社もしくはエージェントさん個人に連絡をしました。返信が来たのは3番の1です。で、実際内見に行ったのは3件です。つまり20以上の物件を気に入ったのに、内見に行けたのは3つだけでした。

 

まぁタイなのでこんなものです。

 

以下に『私の家探し奮闘記inバンコク』の例を画像と共に共有します。

 

 

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「その物件はもう空いてません」と言われました。

 

f:id:lalastudy:20231104171002j:image

「確認して折り返し連絡します!」と言われましたがまだ連絡が来ません。

 

f:id:lalastudy:20231104171041j:image

またまた「その物件はもう空いていません」と言われました。

 

 

f:id:lalastudy:20231104171112j:image

ここの不動産会社が私が最終的にお世話になったEveさんというエージェントの方を紹介してくれた会社です。

 

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Eveさんからの最初のメッセージです。

この後Eveさんと日程調整をして内見に行きました。

 

 

こんな感じで最終的に今住んでいる物件に決めたわけです。私のエージェントの方は30代の女性の方でした。エージェントさんとも内見の日程調整などで頻繁に連絡を取りますが、実際に対面でお会いしたのは1件目の内見当日です。それまではLINEのアイコンでしかお顔を見たことはありませんでした。

 

また、大家さんについては内見の際に立ち会ってくれる方もいればそうでない人もいます。私の大家さんとは入居日当日に初めて会いました。内見の際はエージェントの方がLINEで連絡を取っていましたが、私が直接お話する機会はありませんでした。何か聞きたいことがあればエージェントさんを通して大家さんに確認を取ります。と言っても私の場合は家賃交渉以外は特に何も質問はしませんでした。

 

 

あ、家賃交渉は皆やることです。最初に提示された価格よりは下げることが可能ですので、借りる際はぜひ積極的に交渉してください。

どれぐらい下げられるか明確な基準はありませんが、10000THBを超えていれば500THB~1000THBは下げられると思います。私の場合は15000THBから14000THBに下げてもらいました。「ここに決めます!」とエージェントさんに伝え、エージェントさんが大家さんに連絡をします。で、その時に「ちなみに14000THBにはできませんか?」と聞きました。「大家さんに確認したけど、14000でいいって。」とあっさり交渉成立示した。今思えば13000でも行けたんじゃないかと思っています。

エージェントさんから「価格交渉する?」とか「1000THBならさげられると思うけど?」などといったことは言ってくれません。なので自分で言わなきゃダメです。

 

 

あとは、お金に余裕があって契約満了する確信があるようでしたらもっと強気の交渉も可能です。「今すぐ1年分一括で払うから月12000THBではダメか?」って感じです。

 

この辺りは皆さんご自身で考えていただければと思います。

 

 

④約3か月住んでみて気づいたこと

 

7月28日に入居し、約3か月が経ちました。ここでは実際に住んでみた感想を思いつく限り書いていきます。

 

まず、日本の建築のクオリティとはやはり大差がある。

壁や床の素材が全然違います。見た目は普通なんですが、手で触ってみると「うん、もろいな。」というのがはっきりとわかります。シャワー室なんか汚れを落とそうと強くこすると壁を傷つけてしまいそうって感じです。水漏れはしません、もちろん。ですが、安くてもろい素材で作られています。

 

とはいえ日本では考えられない値段で広い部屋に住めている。

家賃56000円で20畳の家です。寝室もあります。私が生まれ育った東京だったら絶対にありえない価格です。私は新宿区民です。とってもどうでもいいですが、私の実家の近くにここ数年で建った単身向けの物件は1Kで7,8畳、家賃は10万円以上します。

また、前述の通りタイのコンドミニアムはジムやプールが付いています。住人なら自由に利用できます。設備等考えてもかなり安く贅沢な暮らしができています。

 

Ari駅近くという立地は良かった。

Ari駅周辺は外国人も多く、少々高級な場所です。そのおかげでおしゃれなカフェやレストランも豊富にあります。大学までも5駅で30分強で着きます。

あえて「日本人コミュニティ」を避けた私ですが、それで良かったと思っています。

 

 

 

この気づいたことに関してはまた何か思いついたら随時追記していきます。

それでは今回も長くなってしまいましたが最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 

 

 

Sincerely,

 

 

Lala